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大学生が映画「ボヘミアン・ラプソディ」のフレディ・マーキュリーから学ぶ圧倒的支持を得てかっこいい男になるための5つのコツ

 「ボヘミアン・ラプソディ」は80年代から90年代に世界中を熱狂させた「Queen」のフレディ・マーキュリーの生涯を描くドキュメンタリー映画だ。フレディは唯一無二のカリスマ性圧倒的な存在感を誇り今なお多くの人々を魅了し続けている。しかし彼の魅力はそのセンスや才能だけではない。彼の生き様、姿勢こそが彼を本物の“伝説”にした。今回は『ボヘミアン・ラプソディ』からフレディ・マーキュリーに焦点を当て男としてのカリスマ性を身につけるヒントを探っていく。

 ※あらすじを読んでいない方はこちらをチェック

目次

フレディ・マーキュリーとは?

 フレディ・マーキュリーは「Queen」のボーカル。その独創的な音楽性個性的なファッション、そして圧巻のパフォーマンスは多くの観客を魅了した。インド系の血を引いており、17歳の時に現タンザニアからイングランドへ移住。彼がゲイであったことなどは広く知られている。

フレディ・マーキュリーから学ぶかっこいい男の流儀

 なぜフレディ・マーキュリーは多くの人に支持され今なお語り継がれるのか?彼の圧倒的なカリスマ性の秘密を5つのポイントに絞って紹介する。

1 度胸がある

 

フレディは生まれながらのエンターテイナーだ。クイーン加入後の最初のライブで「パキ野郎」と罵られようが微塵も動じず圧巻の歌声で観客をねじ伏せる。また歌詞の間違いを指摘されても堂々と歌い続けるその姿はまさにステージの覇者。どんな逆境にも怯まない圧倒的な自信が観客の心を鷲掴みにする。

 学校の発表や仕事のプレゼンなど日常で緊張する場面などは多くある。そんな緊張する場面に遭遇した際に私たちは「失敗しないこと」を意識しすぎてしまう。もちろん理想を突き詰めて計画を練ることは完成度の高さにおいて必要条件である。しかし時にはフレディのように“舞台を楽しむ”マインドを持つことが自信と説得力を生み、聴衆を惹きつけるだろう。

2 感性が豊か

 

フレディの作詞した歌詞はどれも独創的で美しい。特に「Don’t stop me now」という曲は本作では出てこないものの彼の才能を象徴する一曲である。以下は歌詞の一部を引用したものでこの曲は主人公の男がとても気分の良い様子を表している。

I’m shooting star

leaping through the sky like a tiger, defying the law of gravity 

I’m racing car, passsing by like Lady Godiva

I’m gonna go, go, go, there no stopping me

以下は和訳である。

僕は流れ星で、重力を無視して虎のように駆け巡る。
僕はレーシングカーでゴディバ夫人(歴史上の人物)のように通り過ぎる。
誰も僕を止められる人はいないんだ。僕は行く。

気分がいい時のどこまでも突き進んでいきたいあの感情をこんなに精細に表現できる人がいるだろうか。フレディの感性は常識を超え独自の世界が作り上げられている。

自分の世界を持っている人はミステリアス魅力的なオーラを纏う。その世界が合う・合わないに関わらず自分の世界を突き進んでいく姿勢に多くの人は惹かれる。もちろん好き嫌いは主観だから合う・合わないはあるがフレディのように自分の世界に自信を持って突き進むことこそカリスマへの一歩と言えるだろう。

3 義理堅い

 

映画の中でフレディとメアリーはずっと指輪をつけることを約束した。しかしフレディが勇気を振り立て自身がバイセクシュアルであると告白した際、メアリーはフレディがゲイであることを伝えるとこの先付き合っていくことはできないと思いついにその指輪を外してしまう。フレディ自身も二人で付き合っていくことは難しいとわかっていたはずだが、「よせ、外すな。約束したろ。」と引き止める。デビュー前にした約束をフレディはずっと覚えていたのだ。何より自分がゲイであるとわかっていても長年連れ歩ったメアリーのことが大切だからこそ別れることができないフレディはとても義理堅いと言えるだろう。  

 昔の恩や約束を忘れない人は自分が大切にされているという安心感を相手に与える。その約束が小さければ小さいほど、昔であれば昔であるほど覚えていられた側の喜びは大きくなる。我々はつい口元だけの約束をしてしまったり、その出来事を忘れたりしてしまいがちだ。しかしこれらの小さな約束事や恩を忘れず相手に返すことができたら、周囲から信頼され引き続き支持を延ばしていくのだろう。フレディのようなカリスマ性を身につけるためにも小さな約束事に責任を持っていきたいものだ。

4 妥協しない

 

フレディ・マーキュリーはまさに唯一無二のアーティストだ。Queenの音楽は世界を変え、「Outstanding Contribution to British Music Award」を受賞するほどの功績を残した。本作でも「ボヘミアン・ラプソディ」の制作シーンでオペラパートの音域を限界まで追求するフレディの姿が描かれている。その高さは「犬の声みたいだ」と仲間に揶揄されるほど。しかし、彼は一切妥協せず、最高のものを生み出すことに専念した。

 日々の仕事やトレーニングで「このくらいでいいか」と手を抜きたくなる瞬間は誰にでもあるだろう。しかしそれを繰り返せば凡人のままで終わる。スピードや効率を求められる場面があっても譲れない部分には徹底的にこだわる。そうしてこそその仕事に自分の価値が生まれる。カリスマ性を身につけるならばフレディのように何かを極める覚悟を持つことが重要だろう。

5 優しい 

 

フレディ・マーキュリーの最大の魅力は、その圧倒的な優しさにある。自身が容姿を揶揄され深い悩みを抱えていたからこそ、人の痛みを誰よりも理解していて決して他人を傷つけない。バンドメンバーが口論になったときも「ヒステリー女王は俺の役だ」とユーモアを交えて仲裁する。ゲイであることを妻に告白するときも彼女の気持ちを思うあまりなかなか言い出せない。こうした優しい人間性こそが彼を偉大なロックスターへと押し上げた。  

 優しさを持って生きていると舐められることもあるし、つけ上がってくる人間もいるだろう。しかし彼らに惑わされてはいけない。本物のカリスマはどこまでも強く、そして仲間を思いやる。フレディのように相手の気持ちを理解しつつも自分の軸を決して揺るがさない。その優しさはいつか必ず人望へとつながる。最終的に勝つのは人を惹きつける器の大きい男だ。

私が思うフレディ・マーキュリーの欠点

ここまでフレディ・マーキュリーの良いところについて考察してきたが、こうした方が彼自身もっと生きやすいのでは無いだろうかという部分もある。それは

一人で抱え込まない

ということだ。

 フレディ・マーキュリーの唯一の欠点は無理をしてしまうことだ。作中で彼は自分のセクシュアリティを打ち明けることをためらい苦しみを抱え込んでしまう。またバンドとの関係が上手くいかなくなったときには自分の気持ちを押し殺しながら我慢しついにソロ活動へと踏み出してしまう。彼の優しさは間違いなく魅力の一つだがもし誰かに本音を打ち明けることができたなら彼自身もっと楽に生きられたかもしれない。一人で全てを解決するだけでなく時には自分の弱さを信頼できる人間と共有することが長く強く闘っていくためには必要だろう。

まとめ

 今回は「ボヘミアン・ラプソディ」よりフレディ・マーキュリーがなぜ多くの人から支持され、死後もなお人気なのかを考察した。自己について悩みながらもクヨクヨせず戦い抜いたフレディの生き様から参考になることはたくさんある。
 今回考察してわかったのは妥協せず自分の信念を貫き優しさを武器にすることで人からの支持が得られるであろうこと。これらを実践しみんなから支持される男を目指していこう。

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